最近、ずっとYouTubeでサバイバル動画を見るのにハマっていたのですが、ふと、次の動画候補に出てきた「野食小哥」というYouTuberの動画に惹かれました。
野食とは、野生の食材を獲ったり釣ったり採集したりして食べるという意味だそうです。
そして小哥とは、中国語で「おにいさん」や「あんちゃん」のような意味を持つそうです。
で、実際にどんな動画なのかというと、
どことなくお笑い芸人のレイザーラモンRGさんを思わせる素朴な風貌のあんちゃんが、毎回違ったロケーションで野生の食材をゲットして調理し、ひたすら美味そうに食うというそれだけの動画なのですが、これが非常に面白いのでぜひご紹介したいと思います。
野食小哥とは一体何者なのか?
野食小哥は、中国ではワンホン(網紅)と呼ばれるネットタレントさんです。
僕が注目してるのはサバイバル料理人、“野食小哥”。動画内では一言も喋らないけど、毎回予想外の料理とサバイバルを見せてくれます。中国版ツイッター(weibo)はのフォロワー数は240万人で、最近期待のワンホンです。
「野食小哥」と検索しても、日本語での彼の情報はなかなか出てきません。が、すぐに検索結果に出てきたのは、中国版Twitterのweiboです。
なんと、フォロワー数は2018年12月現在で270万人超え!すごい人気ですね。
彼が公表しているYouTubeの動画には中国語だけの題名もあれば、「ワイルドクッキング」と日本語で書かれている題名もあります。日本にも視聴者がいることを意識して、日本語で題名を付けてくれているのかもしれませんね。
#wild_cooking #野外生活 #獨門料理などのハッシュタグが付けられています。
ニコニコ動画にも一部の動画が転載されていて、ファンの方がいるようです。
作る料理がいちいち美味しそうで目を奪われる
とにかく料理が美味しそうなんですよね。中国の方なので、調理しているのはいわゆる中華料理なんですが、レストランで食べる豪華絢爛なイメージのそれではなく、家庭で一般的に食べられているであろう素朴な(でもめちゃくちゃ食欲をそそられる)中華料理のような気がします。
(中華料理に詳しくないので、まるっきり間違ってたらごめんなさい)
ロケーションや寸劇がたくさんで飽きない!
よくある自然あふれる田舎の川で釣った魚を調理する…だけの動画ばかりではありません。
野食小哥は色んなロケーションの役柄をこなします。
時には、都会で働く息子とそれを心配する田舎の父親(一人二役です)。都会からひさびさに帰ってきた息子に手製の親父料理を振る舞います。父と息子。二人が座るテーブルには素朴ながらも食欲をそそられるおかずが並びます。
時には、市街地のマンションからBBQグリルのセットをかついで鳥のさえずりが聞こえる湖畔へ赴き、山へむかって笛を吹いたと思うと山から降りてくる大量の豚さんたち!まさか…と思う間もなく、あっという間に解体されてスペアリブを丸ごと焼いてみたり。
時には、真っ白なカンフースーツに身を包み、岩の上で太極拳を舞う野食小哥。なぜかいきなり敵に襲われ、昔の中国映画の寸劇のような戦いが始まります。なんとか撃退したあと、普通に鶏を〆て夕日を見ながら晩餐を楽しんだり(ちなみに夢オチ)…と、
とにかくロケーションがたくさんあって楽しめます。
彼はもしかして、俳優さんなのだろうか?セリフがないってのもあるのでしょうが、どんな役でもとっても自然でわざとらしく感じません。
喋らないことが料理や設定の楽しさを引き立てている
先に書いたように、毎度色んなロケーションであっと驚くような調理シーンを楽しませてくれる野食小哥の動画。
その動画の中で彼は一切喋りません。かすかに笑い声が入ることもありますが、基本は一切喋らず、黙々と狩猟(もしくは採集)し、黙々と調理をします。
その間、鳥のさえずりだったり、吹き抜ける風の音、それにじゅうじゅうと油が焦げたり、さくさくと野菜を中華包丁で巧みに切り分ける音が響くのみ。
静かな空間で、出来あがったばかりの料理を黙々と、しかし非常に美味しそうに頬張る姿を見ていると、こちらまでお腹が減ってくること間違いなしです。
飯テロ動画は数多くありますが、野食小哥の動画はかなり強力です。
野食小哥の動画紹介。中国のワイルドクッキングを楽しんでください
では、いくつか野食小哥のおすすめ動画をご紹介します。
マイナス30度の極寒の世界で、凍りついた羊肉を解体し、山小屋の中で中国風のおでんを作ります。大鉈で凍りついた羊を解体するシーンは迫力満点!
山小屋の中で手際よく野菜をカットするシーンも見ていて気持ち良いです。昔ながらの炭火を使ったおくどさんに鍋をかけます。
立ち上る湯気の中、鍋の前で羊肉にかぶりつく野食小哥。まーとにかく美味そうです。これはサバイバルなのか?と問われるとちょっと違うかもしれませんが、
ところどころ挟まれる自然の情景、湯気、食物を飽きさせずに上手に映すカメラワークは相当な腕前じゃないかと思います。
こちらの動画では、極寒の山奥から一転、爽やかな風が吹く山の中でBBQです。中華鍋いっぱいの鶏肉…。って鶏肉多すぎませんか??これぜったい7〜8人前はあるはず…。
土を掘ってかまどを作り、ボリューム満点の串焼きを作っていきます。瓶ビールを飲みつつ、鳥貴族も真っ青なジャンボ焼き鳥に舌鼓を打つ野食小哥。
すっかり食べ終えて、何やら考え込む野食小哥。おもむろに立ち上がり、串焼き用の枝を切り出してきたかと思うと…でかい!1m以上ある枝に残りの鶏肉を全部串刺しにして一気に焼いていきます。
両手で串を持って豪快に油したたる鶏肉にかぶりつきます。めちゃくちゃ美味そう!もうこれ書いてる時点でかなり食欲を刺激されています。
見てて飽きない。野食小哥のワイルドクッキング
いかがでしたか?
上記の動画以外でも、野食小哥の動画はたくさんアップしてあります。忙しい毎日の生活に、ほんの少しほっとする時間を作ってる野食小哥のワイルドクッキング。ぜひご覧になってみてくださいね。
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