日曜の夜は心が沈みますか?
今回は、そんな日曜の夜に、少しだけ気分が軽くなる漫画をご紹介します。
深谷かほるさんの描いている「夜廻り猫」という漫画です。
明日も、ちょいとだけ頑張って生きていこう。決して無理やりにではなく、ほんのりと優しく背中押してくれるような、そんな優しい漫画です。
僕は、仕事はそこそこに楽しいはずなのですが、それでもやっぱり日曜の夜になると、
「あー、明日からまた1週間仕事かぁ…」
と少し憂鬱な気持ちになります。これでも、今の仕事に就いてからずいぶんましになりました。
以前、建築の現場で働いていた時、日曜の夜は絶望しかありませんでした。辛い労働に厳しい環境で、次の日が来るのが嫌で嫌でたまらなかったのを今でも覚えています。
サザエさんのオープニングテーマが始まると、どうしようもないくらいに気分が落ち込んでしまうので、チャンネルを変えるよう娘に頼んでいたものです。
そんな日曜の夜の絶望は、どうやってやりすごしましょう。
毎日を楽しく、元気に、前向きに!
とっても大切な事ですが、なかなか全てにおいてそうはいかないのも現実。
気持ちが沈んでいるときに、無理に気分をあげようとして自己啓発の本なんかを読んで
「よーし!やるぞ!」
って気持ちを高める方法も人によっては良いかもしれないですね。でも僕は、無理やり気分を上げると、あとでどっと疲れが出てくるのでやめました。
僕の場合は、無理やり気持ちを上げるような事はしないで、なるべく気持ちを穏やかにリラックスさせる事で憂鬱な気分がいくぶんマシになります。
この「夜廻り猫」のように、気持ちが暖かくなる漫画を読んだり、好きなドラマや映画を見るのも良いものです。あとは子供と話すのも楽しいですね。
今夜は、娘の部屋を借りてPCで作業をしていました。居間だとテレビが付いていて、どうにも作業に集中できないのです。
晩ごはんを食べてしばらくすると、娘がやってきて明日の学校の支度を始めました。
自分の時を忘れていましたが、小学生が毎日背負うランドセル。中身は教科書やらノートやらがぎっしりと詰まっていて、すごく重いんですね。
準備する後ろ姿を見ながら、こりゃあ毎日大変だなと思いました。明らかに、サラリーマンの僕のカバンより重たいわけですから。
僕はカタログ集などの重たい資料はすべて会社に置いていきます。手提げカバンに入っているのは、B5サイズのノート兼手帳とボールペンくらいのもの。
「小学生も大変やなあ。ランドセル重いやろ?」
と話しかけると、くるりと振り返った娘は
「ほんまやで!毎回持っていくの変わるし、持って帰ってこなあかんし!めっちゃ重いねんで!」
と怒り心頭でした。変なスイッチを押してしまったのでしょうか、その後も娘は、
「子どもの世界も大変やねん!
子供やから口答えすんなとか!
子供やからグロいのみたらあかんとか!
あれ食べろこれ食べろって言われるし!
そんなん悔しいわ!
早くおとなになって好き勝手して暮らしたい!」
と愚痴を続けていました。僕も早く大人になりたいと思ってたな…
大人になるとコロッと忘れてしまうけれど、子供の頃も月曜日はやっぱり憂鬱でした。
それでも、明日は何して遊ぼうかとか、明日の給食が好物だから楽しみだとか、そんなくだらない事を楽しみにして、次の日に向かっていったような気がします。
娘もきっと、子供の頃の僕と同じように
「あ〜明日から学校かぁ〜」
とげんなりしながら、それでも楽しい事や嬉しい事を探しているんだろなと想像します。
娘にも、夜廻り猫をおすすめしておきました
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