2018年のGWもあと少し。みなさん、いかがお過ごしですか?
今日は大阪は池田市にある「カップヌードルミュージアム大阪池田」に遊びに行ってきましたので、色々と紹介したいと思います。
カップヌードルミュージアム大阪池田ってどんなとこ?
カップヌードルミュージアム大阪池田は、チキンラーメンの生みの親で日清食品の創業者である「安藤百福(あんどうももふく)」さんの業績を記念して、ゆかりのある大阪府池田市に建てられた体験型の施設です。
正式名称は、「安藤百福発明記念館 大阪池田」といいます。
カップヌードルミュージアム大阪池田の詳細情報
スポット名 | カップヌードルミュージアム大阪池田 |
住所 | 大阪府池田市満寿美町8-25 |
電話 | 072-752-3484 |
営業時間 | 9:30~16:00(最終入館は15:30) |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
料金 | 入館無料 |
公式サイト | https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/ |
交通アクセス | 阪急宝塚線 池田駅から南方面に徒歩5分 |
カップヌードルミュージアム大阪池田は入館料が無料!
なんと!カップヌードルミュージアム大阪池田は入館料が無料です!
下記にも書いていますが、これだけ色々な事が楽しめて入館料無料は非常にお得ですよね。
もちろん、カップヌードル作りやチキンラーメン作りには料金がかかりますが、非常に安価だと思います。
※横浜にあるカップヌードルミュージアム横浜は500円の入館料が必要です。
カップヌードルミュージアム大阪池田で出来ること
- 世界で1つだけ!オリジナルのカップヌードル作りを体験できる(当日可)
- 小麦粉から捏ねる、手作りのチキンラーメン作りを体験出来る(予約制)
- チキンラーメンやカップヌードルの歴史、そして日清の創業者「安藤百福氏」のチキンラーメン発明エピソードや日清の発展の歴史などを詳しく知る事ができる
- 約800種類もある、大迫力なインスタントラーメンの展示を楽しめる
- 普段見る機会のない、世界で販売されているインスタントラーメンの展示を楽しめる
代表的なところで言うと、上記のような感じです。
他にも地域限定のカップラーメンを食べることができたり、ミュージアムショップでオリジナルグッズや書籍などを探すこともできますよ。
カップヌードルミュージアム大阪池田の駐車場
車で向かう方が気になるのが駐車場の問題だと思います。
カップヌードルミュージアム大阪池田には専用の駐車場がありますが、最大で23台しか停めることが出来ません。
平日の早い時間帯ならスムーズに駐車できるかもしれませんが、今回のようにGWなどの大型連休や土日祝は混み合う事必至です。
専用駐車場に停めるなら8時30分の開場直後を狙う
カップヌードルミュージアム大阪池田の開館は朝9時30分ですが、専用駐車場は朝8時30分から開場します。
土日祝に来場される場合は、早めに専用駐車場に向かうとスムーズに駐車できるかもしれません。
ただし、駐車場は有料で1時間ごとに300円かかります。
周辺のパーキングに駐車する
個人的におすすめなのがこの方法。歩いて数分の距離に、タイムズなどお得なコインパーキングが何箇所もあります。
僕も今回は歩いて3分ほどの所にあるコインパーキングを利用しました。
3時間ほど駐車しましたが、最大料金が設定されているコインパーキングだったので700円で済みました。
カップヌードルミュージアム大阪池田付近の駐車場については、カップヌードルミュージアム大阪の駐車場情報!周辺で安いパーキングも!という記事を参考にさせて頂きました。
管理人のマキゾーさん、ありがとうございました。
好きな具材を選んで作る!世界に1つだけのオリジナルカップヌードル
すっかり前置きが長くなってしまいました。
ここからはカップヌードルミュージアムの画像と一緒にお楽しみください。
世界に1つだけのオリジナルカップヌードル作りに挑戦してきました!
早速、中に入ってみましょう!
玄関を入ってすぐ右手に展示室への入り口があります。
この部屋の先に、オリジナルのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」というスペースがあります。
本日はGW真っ只中の5月4日、僕達は朝9時半ごろに着いたのですが、この時点でとんでもない人出でした。
マイカップヌードルファクトリーの順番待ち行列が展示室の入り口付近まで続いていました。
壁一面に陳列された過去から現在までの歴代インスタントラーメン!
ものすごい迫力です!
少しわかりにくいですが、画像の奥(過去)から手前(現在)にかけて、時系列に並んでいます。
たくさんの種類があるのですが、それぞれのブランドの歴史が一望できてすごく楽しいです。
ここでも、すごい行列なのですが、
おお!グータあるやん!!懐かしい〜
あんな種類のカップヌードル見たことない!すご〜い
UFOある!お父さん見て!UFOあるで!昨日食べたやつ!!
なんて微笑ましい会話が其処此処から聞こえてきました。
確かに見てるだけで楽しくって、長い行列も苦にはなりませんでした。
小学生の時、大好きだった「ラ王シリーズ」です!1992年に販売開始したんですね。当時、このラ王しょうゆ味を食べて、あまりの美味しさに驚いたのを覚えています。
確か生麺だったんですよね。一度お湯を入れて麺をほぐしてから、お湯を捨てて、その後に再度お湯を沸かして、スープを溶いていたような思い出があります。
こちらは最初期のどん兵衛シリーズと焼きそばのUFOです。今から比べると少しシンプルですが基本的なデザインは変わってないんですよね。
どん兵衛に至ってはフォントも今と変わってないという…最初の段階できっちり完成されていたということでしょうか。
そして、1971年発売の初期のカップヌードルです!
こちらもデザイン的には現在と大きな変更はないんです!
当時起きた、あさま山荘事件の際に機動隊に配られ、隊員が食べる様子が全国に放送されて大きな話題となりました。
そしてこちらが原点、1958年発売、初期のチキンラーメンです。
「体力をつくる・最高の栄養と美味を誇る完全食」というキャッチコピーがついてます。
ちなみにチキンラーメン開発のきっかけは、ある日安藤さんの奥様が作っていた天ぷらに着想のヒントを得、「油の熱で乾かす(瞬間油熱乾燥法)」を思いついて開発を開始したそうです。
壁のカップラーメンを眺めつつ行列は進んでいき、やっとの事でマイカップヌードルファクトリーへたどり着きました。こちらもすごい人です。
ちなみに一番奥がオリジナルカップヌードルを作るスペースなのですが、まだまだ長蛇の列が続きます。
カップを買う。
まずは、オリジナルカップヌードルを詰めるカップを買います。1つ300円です。
自動販売機が3つ並んでますので、お好きな所でどうぞ。
手をきれいにする。
次に手を消毒します。手を差し入れると自動的に消毒液が噴射されますよ。
カップをデザインする。
さあ、ここで真ん中に並んでいるテーブルを移動してカップにデザインをします。人が多くてわちゃわちゃとしてますが、ちゃんと係員の方がテーブルへ案内してくれますので迷ったりせず安心です。
ちなみにオリジナルデザインに使用できるマーカーは、テーブルに常備している物のみです。
オリジナルのデザインを済ませたら、セントラルキッチン目指して再び行列に並びます。
展示室の入口に並び始めてから、かれこれ40〜50分ほど並んだでしょうか。ついにマイカップヌードルファクトリーの前までたどり着きました!
カップに乾燥麺を入れる。
ここでは、自分のカップに乾燥麺を入れてもらいます。この入れ方にも安藤さんが考案した画期的な発想があります。
ガラス板の所に、下記のような説明が書いてありました。
めんをカップに入れる時、ふつうは上から入れるよね?でも工場で大量生産しようとすると、台形のめんはなかなかまっすぐに入らない。そこで安藤百福は、考え方を逆にしためんを逆さにして、カップをかぶせるんだ。この「逆転の発想」でカップにめんを入れるよ。
スタッフの方にカップを渡します。乾燥麺の上にカップをかぶせてもらい、ハンドルを回しますとカップが反転してカップの中に乾燥麺を入れる事が出来ます。
お好みのスープと具を決めよう!
無事、カップの中に乾燥麺を入れたら、今度はスープの味と具を選びましょう!
スープは、
「しょうゆ、シーフード、カレー、チリトマト」
の4種類から1つを選びます。
そして具は、
「インゲン、海老、カニ風味カマボコ、タマゴ、コーン、コロ・チャー、特選素材(チャーシューっぽいもの)、ひよこちゃんナルト、キムチ、チェダーチーズ、ガーリックチップ、ネギ」
の12種類から4種類を選ぶ事ができます!
このブースで子どものテンションは最高潮に高まると思います!カップヌードルに自分の好きな具を選んで入れるなんて、なかなか出来る事じゃないですからね〜。
もちろん、大人の僕もかなり興奮しました。
フタを接着する。
スープの味と4種類の具が決定したら、隣へ移動。こちらでスタッフの方がオリジナルカップヌードルのフタを接着してくれます。
フィルム装着でついに完成!
さらに隣でフィルムを装着、熱で温める機械を通すと、オリジナルカップヌードルの完成!
自分だけのオリジナルパッケージが、コンビニとかスーパーで売っているいつもの形になって出てきてます!控えめに言って、間違いなく興奮します!
空気で膨らむビニール袋に入れてお持ち帰り。
出来上がったオリジナルカップヌードルは、潰れてしまわないように、空気を入れて膨らませる事ができるビニール袋に入れて持ち帰ります。
オリジナルカップヌードルの賞味期限は作成した日から1ヶ月です。ちょっと勿体無い気もしますが、早めに食べるのが良いですね。
製麺から体験できる!チキンラーメンファクトリー
なんとあのチキンラーメンを小麦粉から自分の手で作れるという、夢のような体験ができるチキンラーメンファクトリー!
小麦粉捏ねたり、製麺機で麺を作ったりと一通りのチキンラーメン作りを体験できるのですが、前日までの予約が必要です!
が…今回予約取ってなくて体験には参加出来ませんでした。汗
また機会があれば、ぜひ参加してみたいと思います。
安藤百福とインスタントラーメン物語
オリジナルカップヌードルを作り終わり、まだまだ増え続ける行列を横目に展示室まで戻ってきました。
ここでは、インスタントラーメン発明のエピソードや発展の歴史などを、壁一面のイラストやキーワードでわかりやすく知る事ができます。
made in JAPAN大賞で1位!すごい!
優れたノウハウや技術は、ひとつの企業で独占するよりも、業界全体でシェアしたほうが商品力が向上し、業界全体の水準が上がって結果的に全体の売上があがるわけですね。
安藤百福さんのコメントがイカしています。
野中の一本杉よりも、森として繁栄するほうが、より強い。
チキンラーメンを誕生させた研究小屋
展示室のもう一方には、安藤百福さんがチキンラーメンを完成させるべく、たった一人で研究を重ねていたという研究小屋が再現されています。
こんな小さな小屋で、世界に通用する商品が作られたのか…と考えると、なんだか感慨深いものがあります。
こちらの研究小屋は、安藤百福さんがチキンラーメン完成のめどがついたため、眠りについた直後という、1958年3月5日未明の様子を忠実に再現しています。
ミュージアムショップ
カップヌードルミュージアム大阪池田のミュージアムショップです。
チキンラーメンのマスコットキャラ「ひよこちゃん」関連のグッズがたくさん並んでいます。
※並んでいるのは、陳列用見本です。購入する時は、レジで商品一覧のカタログを見ながら決めるので、品物をレジに持っていく必要はありません。
安藤百福さんや日清関連の書籍も揃っています。
個人的には一番右側の「食欲礼賛」がすごく気になる…。
カップヌードルミュージアム大阪池田のまとめ
今回は、前日に急に思い立って、家族で行こうかという事になったのですが、妻も子どもも終始テンション高く楽しんでくれていたので、僕も大変嬉しかったです。
次回はぜひチキンラーメンファクトリーでチキンラーメンの手作りに挑戦してみたいと思います!
それでは、また。
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