青いきつね(@aoikitune3)です。
近畿地方では梅雨も明け、連日の猛暑が続いています。毎年の事ですが、京都の夏はとても暑いです。そんな暑〜い夏とくれば、やっぱりひ〜んやりさせてくれるスポットですよね!
というわけで今回は、大昔は魑魅魍魎が跋扈していたという「古都京都」に点在する恐ろしい心霊スポットをご紹介します。
清滝トンネル
心霊スポット日本選手権が開催されれば、けっこう上位にいくのではないかと思われる京都市民なら誰でも知ってる超有名心霊スポット「清滝トンネル」です。
観光名所「嵐山」北へ走ることおよそ10分。府道137号線にふいに現れる細くて古くて長いトンネル。まさにあの世への入口のような不気味さです。
こちらの清滝トンネル、全長およそ500mほどで車一台分ほどのスペースしかありません。先へ進むとゴツゴツとした岩肌むき出しの壁面に変わり、更に不気味感が増します。
清滝トンネルで起こると言われている怪奇現象
さて、有名心霊スポットとして怖い噂の飛び交う清滝トンネルですが、いったいどんな事が起こるのでしょうか?清滝トンネルで起こると言われている怪奇現象を集めてみました。
と、その前に、清滝トンネルに入る前に奇妙なルールがあるのをご存知ですか?
それは、
トンネル前の信号が青だったら、そのまま入ってはいけない
というものです。
清滝トンネルは、車一台分の横幅しかないので信号機による交互通行になっています。清滝トンネルに到着した時に、この信号機が青だった場合、それは霊に呼ばれている事を意味します。
そのまま入ると恐ろしい事が起こると言われています。もし、到着した時に信号機が青だったら、一度赤に変わるまで待ち、再度青に変わってから進めば怪奇現象は起こらないのだとか…。
それでは、清滝トンネルで起こるされる怪奇現象をご紹介しましょう。
- トンネル走行中、白い着物の幽霊がボンネットに落ちてくる
- トンネル内でおばあさんの幽霊に追いかけられる事がある
- 行きと帰りでトンネル内の長さがまったく違うように感じる
- トンネルから出ると、車のボンネットやガラスに手形がたくさんついている
- トンネルの真上、清滝峠は昔処刑場だったためたくさんの霊魂が彷徨っている
- トンネルを迂回した先にある逆さまミラーには、自分の死ぬ時の顔が映る
うーん、どれも気味が悪いですね…。6番の逆さまミラー、僕も見た事があります。
普通、ミラーというのは、カーブなどで対向車などの安全確認のために取り付けられているのですが、この清滝峠に設置されているミラーはなぜか真下を向いているんです。
つまり、道路から見上げると自分が映るわけですね。なぜこんな取り付け方をしているのか、そしてなぜ、通常の角度に直されないのか…。
三条河原
京都中心部を流れる鴨川の河川敷。地元民や観光客のみなさんが思い思いに時を過ごす素敵な場所です。そして鴨川の風物詩とも言えるのが、河川敷沿いを等間隔で並ぶカップルの列。
一見平和に見える鴨川河川敷で起きた凄惨な歴史
しかしそんな鴨川にも、血にまみれた恐ろしい歴史があります。
三条大橋のかかる三条河原はその昔、罪人たちを処刑する処刑場でした。
大昔から京の都の中心部。人の往来が多かったため、見せしめのために処刑した罪人の首を晒したり、公開処刑をするのにうってつけの場所だったそうです。
有名なのは、天下の大泥棒「石川五右衛門」です。石川五右衛門は一人息子とともに釜茹での刑に処されました。
さらに太閤豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が謀反の罪で首を晒され、その家族や家来総勢39名が一斉に処刑されました。その時の鴨川は真っ赤に染まったといいます。
そして幕末には新選組局長であった「近藤勇」の生首が晒されました。
もちろん、それ意外にも長い長い間に渡って、名も知れぬ大勢の罪人が処刑された、とてもとても血なまぐさい場所だったのです。
鴨川河川敷でカップルが等間隔に座る理由…それは
鴨川の河川敷に並ぶカップルたち。みな計算したかのように、一定の距離を保って等間隔に座っています。
実は、カップル達が等間隔に座るのは、すでに鴨川の河川敷には殺された霊たちが座っているから…と言われています。
もし、霊感の強い人が鴨川の河川敷を見たら、ものすごい絵面になっているのかもしれませんね。
ちなみに、鴨川河川敷に座ったカップルはうまくいくというジンクスもあるそうです。
僕は、何度も鴨川で一緒に座った事のある当時の彼女に振られましたが…。
深泥池
深夜、深泥池の近くで女性客を拾ったタクシー。女性客は「山科区○○までお願いします」と言ったきり口を閉ざして下をむいています。
女性客が指定した場所は、山間にある火葬場です。「こんな夜中に何事やろう?気味悪い客乗せてしもたな…」と運転手は思いますが仕事は仕事、目的地へと向かいました。
無事到着し、「お客さん着きましたよ」と後部座席を振り返ると女性客の姿はなく、その座っていたシートはびしょびしょに濡れていたのでした。
全国的に有名なタクシーの怪談を知っていますか?きっとあなたも似たような怪談を聞いたことがあると思います。
このタクシー怪談は当時新聞にも載ったくらい有名なものです。この怪談のせいで、京都のタクシーは、深夜の深泥池付近では客を拾わなくてもいいというローカルルールまで出来たといいます。
そんな怪談がある一方で、自然豊かな深泥池は国の天然記念物に指定されています。
春や秋には、家族連れや観光客でも賑わいますし、とても朗らかなムードのある自然いっぱいの場所なのです。
まとめ
暑い夏には、少しばかり背筋が寒くなる怪談や心霊スポットの話で盛り上がってみるのもいいかもしれませんね。
今回は京都に点在する心霊スポットを紹介しました。まだ数箇所しかまとめられていないので、随時更新していく予定です。
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